アームカバーは夏の紫外線対策としてだけでなく、PCゲームや外出時の快適性を向上させるアイテムとしても注目されています。本記事では、人気スポーツブランド「CW-X」のアームカバーと、コストパフォーマンス抜群の「キャン★ドゥ」のアームカバーを比較し、それぞれの特徴や使用感についてレビューしていきます。
私自身はPCゲームをする時の右手で使う目的で購入しました。
もくじ
商品概要と価格の比較
商品情報に書かれている基本的な情報は以下の通りです。
CW-X アームカバー[レディース] HUY421
- 価格:参考価格2,530円
- サイズ展開:S(23-25cm)、M(25-27cm)、L(27-29cm)
- カラー:BL、IV、SG(ブラック、ホワイト、シルバーグレーの3色です)
- 両手用、指穴あり


キャン★ドゥ ひじ上丈アームカバー
- 価格:330円(税込)
- サイズ:フリーサイズ
- カラー:黒
- 約40cm、指穴あり


価格面ではキャン★ドゥが圧倒的に安く、手軽に試せるアイテムです。一方、CW-Xは高機能を備えたスポーツ向けの商品です。
3. 素材と機能性の比較
CW-Xアームカバー HUY421
- 吸汗速乾
- UVカット率90%以上
- 抗菌防臭
- ストレッチ性あり
キャン★ドゥひじ上丈アームカバー
- 接触冷感
- UVカット率95%
- ストレッチ性あり
CW-Xは吸汗速乾や抗菌防臭など、アクティブな使用を前提とした高機能素材を使用。キャン★ドゥは冷感素材で涼しさを感じられる点が特徴です。
実際に触ってみての第一印象としては、素人目にはあまり違いがわかりません。CW-Xの方がちょっと厚め、しっかり目なのかなという気が若干する程度でする。その分、使用や洗濯などを繰り返したとしても、伸びづらく長く使えるのかなという印象はあります。
UVカット率に関してはキャン★ドゥの方が若干高いです。
着用感とサイズ感の違い
両商品は見た目や表記サイズ以上に、実際の着用感に大きな差があります。
私が購入したCW-X(Mサイズ)は長さ約43cm、キャン★ドゥは約41cmでした。親指穴のサイズや位置にも違いがあり、キャン★ドゥの方が手の甲までしっかり隠れる設計になっています。紫外線対策には有効ですが、ゲーム時にマウスを持つ際にはやや邪魔に感じ、内側に折り込んで使うことも検討しています(その分やや厚みは出ます)。
CW-Xは手首からひじ、さらにその先まで腕の形に合わせて徐々に変化する形状で、自然なフィット感を得られます。サイズ展開はS(23–25cm)、M(25–27cm)、L(27–29cm)とありますが、表記サイズがどの部位の寸法なのかは不明確でした。

実際にメジャーで測ってみました。実際に測ると周囲24cmです。

そこで実際に着用してみて分かったのが、表記のサイズはストレッチ素材がある程度伸び切ったところの長さだということです。Mであれば一番太いところ(ひじ~二の腕あたり)が伸び切った最大の周囲が27cmくらいになります。ですので二の腕の太さが27cmまでの方であれば着用可能です。

私のひじ~二の腕あたりが25cmくらいなのであと2cmほどたしかに伸びる余裕はあります。ただ、正直しっかりフィットして締まっている印象なので、26~27cmになると入るけどかなりきついと思います。自分でも長時間使用していると締め付けのストレスを感じるし、腕に跡がしばらく残っていました。
一方、キャン★ドゥはフリーサイズでズレ防止の締め付け感はほとんどありません。肌当たりはソフトですが、フィット感はCW-Xに比べてやや劣るとも言えますが、自分のように締め付けが苦手な人はきつくなくて、良いと思います。
一番太いところでも特に緩さはないですが、締め付け感もありません。さらに伸ばそうと思えば、30cmくらいまで楽に広がります。

アームカバーの端(二の腕部分)の記事を裏返してみました。キャン★ドゥの方はただ折り返して縫製しているだけなのに対して、CW-Xは別のゴムを縫い付けてあり、しっかりとした締め付けの強度を補ってくれています。だからこそスポーツなど激しい動きをする際にはずれにくい安心感があります。

指周りの方は、ゴムの補強こそないですが、キャン★ドゥの方に比べてやはり強度はあり、しっかり締まっている感じがあります。


実際に使ってみた感想
私は主にゲーム時に、腕とマウスパッドの摩擦を減らして操作性を向上させる目的で使用しています。
マウスパッドとの摩擦に関しては、どちらの製品も滑りが良く、アームカバーなしの時のような引っかかりがなく、快適に操作できます。滑り具合に大きな違いは感じられませんでした。
ただし、長時間プレイをすると、それぞれのフィット感の違いによってストレスを感じる場面があります。
CW-Xアームカバー
サイズが合っているとしっかりフィットするため、ズレにくい反面、長時間使用すると締め付け感を感じることがあります。上腕部のゴムや指穴のホールド感が強いため、跡が残ることも。
キャン★ドゥ ひじ上丈アームカバー
指穴や上腕部のホールド感は弱く、肘の曲げ伸ばしに伴ってズレが生じやすいです。ただし締め付け感が少なく、長時間装着しても快適です。個人的にはズレは手直しできるため、締め付けによるストレスがないキャン★ドゥの方が好みです。
激しく動くスポーツや作業にはCW-X、長時間の作業や軽めの使用にはキャン★ドゥがおすすめです。
こんな人にはこのアームカバーがおすすめ!
CW-X
- 本格的なスポーツをする方
- フィット感や快適さを重視したい方
キャン★ドゥ
- とにかくコストを抑えたい方
- 気軽に冷感アームカバーを試したい方
まとめ
それぞれを長く使ってみないと耐久性がわかりませんが、CW-Xの方が値段の分だけ、デザイン設計や縫製などでクオリティは間違いなく高いです。ただ自分のようにゲームをするときの摩擦防止だけを考えて、極力安く抑えたいという方ならコストパフォーマンスを考えると全然キャン★ドゥの方でも問題なく使える印象でした。
どちらも用途に応じて使い分けることで、夏の外出やPCゲームがより快適になるでしょう。