後悔しないために難病の方が生命保険加入の前に気をつけたい2つのこと

保険加入前に気を付けることもし難病をお持ちの方が保険会社の担当の方やファイナンシャルプランナーの方に契約の相談をしにいった際に、ぜひ気をつけていただきたいポイントを2つ紹介します。
より自分に合った保険を見つけるために、そしていざ万が一の時に「保険金がもらえない!?」なんてことにならないように、注意しましょう。

健康な方向けの保険で入れそうなものはないか、相談する

まず一つ目です。
これを読んでいただいている方の中には、難病の診断を受けはしたけど、長年体調が落ち着いているという方もいらっしゃると思います。そんな方は、保険販売の担当者さんやファイナンシャルプランナーさんに「持病があるが、まずは一般の保険で入れそうなものはないか」ということ相談してみましょう。

通常、「持病があります」「難病があります」と保険屋さんに伝えると、「では持病の方でも入りやすい保険がありますよ」という話をされる可能性が高いと思います。それらは以前の記事でも紹介しましたが「引受基準緩和型保険」や「無選択型保険」と言われるもので、持病のある方向けに作られた保険です。※ご存知ない方はぜひこちらも合わせてお読み下さい。

確かに審査は通りやすいですが、健康の方向けの保険より割高になるというデメリットがあります。
健康の方向けの保険なんだから自分には無理だろうと思われるかもしれませんが、体調が落ち着いている方は可能性がありますので、ぜひ一度問い合わせてみてください。
販売代理店や保険ショップなど多くの保険会社の商品を取り扱っているところであれば、僅かだったとしても「難病でも体調が落ち着いているなら」ということで可能性がありそうな保険を提案してもらえるかと思います。

逆に審査も何もせず、体調を詳しく聞き取ることもなく、「難病があるなら無理です。」や「難病なら引受基準緩和型保険か無選択型保険で。」といった答えをするような担当者であれば、違う保険会社や代理店で相談しましょう。自分たちの売りたい保険を売ろうとしている可能性があり、本当に信頼できる担当者とは言えないかと思います。

もちろん健康の方向けの保険審査を受けてみた結果、通過しないという可能性も大いにあります。その際は、割高になりますが保険料や保険内容を十分理解したうえで引受基準緩和型保険を検討し、それがだめなら無選択型保険を検討するという順序で保険選びを進めていきましょう。

体調・症状の告知は絶対に嘘をつかない

2つ目は当たり前のことですがとても大切なポイントです。
契約の前に行われる体調や病状の審査の際に、絶対に嘘をつかないことです。

審査がゆるい引受基準緩和型保険で「過去2年間に入院したことがあるか」という質問があった場合、本当は1年前に入院していたのに、それを隠して「いいえ」と申告してはいけません。また一般の保険での加入を検討された場合、審査に通りたいあまりに症状を軽く申告したり、実際は服薬している薬を申告しなかったりといったことも絶対にNGです。

もし偽って審査を通過したとしても、いざ保険金を請求するとなった際にその偽りが発覚すると、保険金が一切下りないかったり契約を解除されることがあり得ます。もしそういった措置となっても、それは自分の体のリスクを隠した自分の責任が問われることになってしまいます。それまで支払った保険金もすべて無駄になるということもありえます。安心して保険を利用するためにも、ありのままの症状を申告して審査に臨むようにしましょう。

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